2017/09/22
【常総100km徒歩の旅】
8月6日火曜日
朝6:00取手市役所にスタッフ集合。
今年も本番が始まった。
【取手市役所ー板橋不動尊ー洞峰公園ー霞ヶ浦ーつくばりんりんロードー筑波山ー筑波大学ーつくば駅】
茨城県南100kmを小学生128名が歩き抜いた。
子どもたちは確かに、自分のことを自分でできるようになっていったように思う。
1日目よりも5日目の方が、
予定の時間までに、物事を進められるようになっていた。
初めて会った班の仲間と、数日経てば、励まし合っていた。
これは成長なんだと思う。
【子どもと接していて感じたこと】
子どもたちと接していて感じたことは、実はこいつ達は元々できるんじゃないかということ。
決して、できないことをこの5日間でできるようにしているわけではないということ。
いつも、やらなくていい環境にあるだけで、ラクしてるだけなんじゃないかと感じた。
可能性を縮めているのは大人の方だということ。
子どもだけになるとたくましくなるし、誰も手を貸してくれない状況になると自分でどうにかしようと行動する。
いつも手を貸しすぎている。
当たり前のレベルをどこに置くかで、その人の日常はいくらでも変化していくんだろうなーと。
【ゴールの瞬間】
そして、ゴールした後の達成感に満ちた顔からも、
これから、何か挑戦するときの、「できるかもしれない」という大事な心を得たはず。
ゴールした瞬間に、保護者と子どもたちが5日ぶりに対面する姿は、「親の気持ち」がにじみ出ていた。
「自分も感謝しなきゃな」と感じさせてもらう瞬間だった。
こうして、毎年のように、こんなことを感じました。こんなことを学びましたという振り返り、感想をしてきた。
ふと思う。
どれだけのことを子どもたちに、他のスタッフに与えてこれたのか。。
学生スタッフとして、ベテランになって。
自然と学ぶことはまだまだ多いが、学びになれるようなことはまだまだ少ない。
それはモノなのか。知識なのか。姿なのか。どんな影響なのか。
与えられたことは、すぐにわかるものではないのかもしれない。
目に見えるものではないのかもしれない。
手元にはないものだから。
相手に残るものだから。
かっこいい人間になりたいものだ。
常総100kmに5年も関わってきた。(休学や留年をしているから。)
まだマニュアルや仕組みが少ししかなかった第3回。
人数が120人〜130人規模になったが、全員完歩できなかった第4回、第5回。
全員完歩が続いた第6回、第7回。
第10回へ向けて、これからの数年はまた大事な事業としての成長の時期にある。
参加者からスタッフの流れも生まれ、
地域の協力も増えだして
応募者も200名近くなっている。
OBOGの関わりも出来てきている。
スタッフ組織として、もう1つ上のフェーズを目指す集団になっていく。