Youth.Kのブログ

誇りあふれる空間創造

デジタルストラテジスト講座の説明会に参加して

time 2017/09/22

この間位、宣伝会議のデジタルストラテジスト講座の無料説明会を聞いてきた。

 

目的としては、SEM運用を3年やってきて細かい戦術論は若干飽きてきた感もあり、より高次の全体最適の話をしたいし、学びたいという思いから。またより視野が高まることへの期待と今の仕事の位置づけを再整理したい気持ちから参加した。

 

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定量 date(数字)

Brief  ⇒ Strategy ⇒ Creative ⇒ Media ⇒ Execution

定性 属性/Social Lisnig/Search Query

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一番整理できたこととして、戦略立案の定量と定性の2面性を描けたこと。

ネット広告代理店、特にリスティング中心だったこともあり、戦略や思考の中心は過去実績などの「数値」で成り立っている。

一方、戦略の別の一面として、ソーシャルリスニングやDMPからの属性データ、検索クエリからペルソナを描きクリエイティブやメディア選定を行う。少し一昔前の代理店の思考の領域。

創造力が必要で広告代理店と聞くと多くの人がイメージするような業務についてだ。

 

 

数値戦略から決まる方向として予算配分や割合強弱といった領域。

一方定性面から決まっていくのがクリエイティブなど企画立案などの領域。

(もちろん完全に分離できるものでもないが)

 

 

配布資料内にあった

デジタル運用はできるけどコミュニケーション設計に弱い。

まさにこの状態だなと実感した。

 

 

現在の下のような時代背景から必要なスキルを整理して、自分の足りない領域を感じ取れ、次のスキル取得のイメージができたので良かったかなと。

 

 

・デジタルの爆発力はたまたま生まれるのではなく読んで設計する時代

もはや生活者にとっては特別に意識すらせずに接している「デジタル」。しかし、コミュニケーションを設計する側はまだまだデジタル時代を後追いしているともいえます。欠かせない知識としてネット広告はある程度把握しているものの、マス広告の余った予算でデジタル施策を提案に入れる。運用は回せるが全体プランニングができない、などというのが一般的で、デジタル文脈を理解し、デジタルを起点にしてプランニングができる人材は一握りです。だからこそ、今、社内でも、クライアントからも、デジタルもストラテジックプランニングもできるプレイヤーが求められています。

・海外で進むデジタルセントリックなプランニング力がチームをリードする。

海外では数年前からデータ・ドリブンマーケティングが浸透し、日々進化しています。デジタル化の波を受け、あらゆるデータを統合してマーケテイング戦略に組み込んでいくプロセスでは、クライアントはいかにパートナーと手を組むかという点を重要視しています。エージェンシーの役割はもはや広告領域を超え、経営にも直結する戦略分野まで進入しています。コミュニケーションのプランニングからより上流の事業戦略まで、求められる幅が広がっている

 

 

リアルタイムにあらゆるデータを手軽に入手できるこの時代にデジタルを駆使する希少なプランナーになる。

今日、世の中にはあらゆる行動や結果がデータ化され散財しています。国をあげてオープンデータの推進が行われ、SNSなどの身近なプラットフォームに投稿された声は、、さまざまな解析ツールで簡単に拾うことができるようになりました、。このように手軽に入手できる生活者のインサイトと行動を資源として捉え、活用しない手はありません。これまでは売りたいモノがあり、それに対するインサイトを仮設建て、データで検証していましたが、これからはデータからそのモノに限らない世の中のインサイトを発見することが先行する時代です。

 

デジタル時代のデータ収集と分析

トッププレイヤーほど熟知している普段からウォッチすべきデータとその追い方

データから傾向を読み取ることができるというのはいうまでもありませんが、あらゆる物事が高速で変化する今日、その傾向をどのデータから得てどのようにプランニングに活かすかという点では質の差が出てきます。テレビではわざわざ報道されないような細かい話題もネット上では少しずつ話題なりはじめているというようなことも頻繁に発生するため、リアルタイムで世の中の関心事をキャッチし、その隠れた本音を突く力がデジタル時代に必要なプランニング力に繋がります。

 

 

デジタルを起点としたプランニング

データを根拠に、デジタルセントリックなコミュニケーション・プランニングへ落とし込む方法

従来は、クライアントからオリエンがあり、その商品のコンセプト、ターゲット、目標などがあってからのプランニングでした。しかし、昨今では「企業目線での提案」ですんなり消費者が受け入れてくれるほど消費者はモノに困っていません。自分がすきなもの、こだわりのものを買う時代。その相互のコミュニケーションを変えなければいつまでも消費者に振り向いてもらえないということも起こり得ます。これを解決する一つの突破口は起点をデジタル化することです。オンライン上のデータから世の中のインサイトを見極め、オリエンありきではなく、このインサイトありきで商品をどう絡ませていくかを考える。そしてそのネット上でのインサイトの文脈にそのままその企画を乗せていく。簡単なようでその発想法と文脈の読み方には絶妙なクリエイティビティと戦略思考が必要です。

 

世界レベルのデータ・ドリブンマーケティング

外資系エージェンシーコンサル企業が実践するクライアントのデジタルトランスフォーメーションへの貢献

海外では企業がデジタル化を推進する動きが強まり、いかに経営戦略にデジタルを融合サせていくかという点を試行錯誤しています。日本のマーケティング界隈でもよく使われるようになった「デジタルトランスフォーメーション」。顧客を中心とした企業組織を作るためにも、業務自体をそしてコミュニケーションをデジタル改革しようという流れです。支援する側の立場である広告会社もは、先回りしてデジタル化を推進できるだけのデジタル戦略思考が必要なことはいうまでもありません。コンサルテイングファームと広告会社の役割の距離が近づいていると言われる昨今ではなおのことです。

 

※資料から引用。

 

終わり。

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カンボジア

筆者



中小支援のデジタルマーケティング屋
石川県小松市生まれ。 子どもの頃は、サッカーや野球をして過ごすスポーツ少年。 大学時代は、つくばの地で、野球をしたりヒッチハイクしたり小学生と100㎞歩いたりしていた。




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