2017/09/22
同じ事業に、数年間、関わると、始めは手探りだったことも、
経験や質の向上を目的に、マニュアルとやらが増えていく。
マニュアルは、うまく使えば、無駄な作業が減り、質の向上やさらなる高みへの足がかりとなる。
一方で、マニュアルはやり方を統一化していくことで、目的を見失うと、行為自体がただの作業にしかならない。
マニュアルは、最低限度の成果をあげるための手段であって、
マニュアルであっても、その行為の最大目的を忘れさせてはいけないし、
コモディティ化を起こさせないためにも、個性やらしさを表現させるためにも、ある一定の幅は持たせる(持って良いよ感)は必要。
そのくらいマニュアルを使う側に考えさせるものであってもいいと思うし。
ただただ、効率化することだけで、すべて指定すると短期的に見て、その作業自体は早くなるかもしれないが、
誰も何も考えられない人間で溢れかえるので、
長く見たら、非効率的だし、負の影響が大きいと思っている最近。
マニュアルというものを否定しつつも、
ある行為を一定の成果を出させるために、
さらなる高い世界へ行くためには必要であるし、
マニュアルを作るということは、広ーい考えで見ないとマニュアルとしての価値は、
0(時にはマイナス)になる。
そのくらい考えられる人になりたいと思う最近。